夜泣き

子どもの寝つきが悪い

夜泣きについて

赤ちゃんの夜泣きは生理的なものです。レム睡眠からノンレム睡眠に移行できず起きてしまうのが夜泣きの原因。
お腹がすいた、おむつが濡れて気持ち悪いからではなく、生理的なものです。
お腹がすいていると思って授乳してしまうと、赤ちゃんは誤って学習し、授乳しないと眠れなくなってしまいます。
抱っこも同じで、すぐに抱っこせずに自発的な寝つきをサポートしてあげてください。

寝かしつけについて

寝かしつける力をはぐくむようにするといいでしょう。
日中はしっかり体を動かす、お風呂にゆっくり入る、夜になったら室内の照明を暗くするなど寝つけやすい環境に整えてあげます。
入眠儀式として歯を磨いたり、絵本を読んだりする、水を飲んだりとルーティンとして習慣化するとすんなり眠れるようになってきます。

寝かしつけに有効な方法

寝ぐずりしだしたらおしりをポンポン

ちゃんと寝つくまで抱っこするのは大変です。また、寝かしつけるために最初から抱っこしていると、癖になってくるので最後の手段にしたいところ。
そこで紹介したいのがおしりをポンポン叩いてあげましょう。揺れを感じて落ち着いていきます。
その日の体調や機嫌によって変わるかもしれませんが、一度は試してみてください。

寝てくれない子にはぬいぐるみを

お気に入りのぬいぐるみと一緒にお布団へ入って「○○ちゃんを寝かしつけてあげてね」と声をかけてみてください。
おままごとが好きなお子さんなら張り切ってくれるでしょう。寝かしつけている間に一緒に寝てくれます。

やってしまいがちな寝かしつけでやってはいけないこと

昼寝の時間を短くする

夜寝てほしいからと昼寝の時間を短めにと考えてしまいます。
しかし、これは夜泣きや寝かしつけのトラブルの原因です。子どもは長く起きていると疲れすぎて寝づらくなり、眠りの質も悪くなってしまいます。
眠そうであれば夕方であってもお昼寝させてあげましょう。

寝づらい環境でエアコンをつけない

部屋が暑かったり、寒かったりすると大人でも寝づらいですよね。子どもも同じです。
特に赤ちゃんは大人より暑がりだったりするので、エアコンを活用して快適な室温にしましょう。

子どもによって、同じ方法で眠るとは限りません。音楽でリラックスできる子もいれば、音楽はダメという子もいます。
絵本や子守唄、トントンするなど、お子さんがどうやってリラックスできるのか探してあげましょう。
また、あくびをしたり、目をこすったりした場合、眠くなってきたねと声をかけてみてください。この状況は眠くなってきたということを学んでいきます。