たかいたかい!

子供に挨拶の習慣を教えよう

挨拶習慣はそのまま子供への教育になります

大人になってから出会う人の中に、こちらから挨拶をしても絶対に挨拶を返さない人が何人かいたりするものです。
小中高の学校ではかなりしつこく挨拶をするように教育がされているはずなのに、大人になってから途端に挨拶をしなくなってしまうという人は一定数存在します。

そうした挨拶をしない人に共通しているのが、その人が生活してきた家庭では挨拶をするという習慣がなかったということです。
学校教育でいくら挨拶をさせようとしても、結局のところ個人の倫理観や生活習慣のもとになるのは家庭でも教育なので、そこで全く挨拶をしないとなるとその家庭で育った子供はずっと挨拶習慣が備わらないままになってしまいます。

家族だからこそ大切にしたい挨拶

家族など同居する人の間で挨拶をしない人というのは、「家族同士でいちいち挨拶するのは面倒」といった意識が持たれていたりします。
そうした家庭では「挨拶は他人に行うもの。親しい間には必要ない」といった誤った考えが植え付けられていたりします。

しかし挨拶というのは本来的には親しい間にこそ必要な部分が多く、ケンカをしたあとでも挨拶をすることで会話を復活させることができるといったこともよくあります。

今子供を育てている親世代にとっては、毎朝の忙しい時間帯に挨拶をするなんて面倒なことはしたくないと思えることなのかもしれません。

ですがそうした家庭にこそ一言の挨拶があるかどうかが家庭円満のポイントになったりするので、子供への挨拶習慣をつけるためにも大人同士が挨拶を頻繁に交わすということをおすすめします。

挨拶が当たり前という意識付けの必要性

家庭で挨拶しあうのが当たり前、という事を親同士も実行する必要があります。
もしも、挨拶が大事という事を親が言っていたとしても、その親同士が挨拶をしていなかったりしたら説得力がありません。
親同士、親と子がいつも家庭内で挨拶をかわしていれば、子供は「なぜ挨拶をするのか」という疑問を持つ事も無く、自然に習慣として身につくでしょう。