食パンを美味しく保存する方法
冷凍保存
食パンは朝食や間食の時など、常に常備する人も多いでしょう。
ただ余って食べないならば、常温や冷蔵庫で保存するよりも、冷凍保存するのが一番です。
食パンのもっちりした食感を失わないようにするには、冷凍保存が良いです。
食パンには40%ほどの水分が含まれており、保存するときは乾燥させないようにするかがポイントです。
常温や冷蔵庫で保存すると、次第に乾燥していき、パサパサになってしまいます。
乾燥させないためにも、冷蔵庫での保存は理想的なのです。
ふっくらとした食感を保つためには、保存するときは押しつぶさないようにします。
それでも冷凍保存しても、美味しく食べられるのは1週間ぐらいが限度です。
また食パンにはでんぷんが含まれており、これが劣化すると味が落ちます。
最も劣化しやすいのが0℃付近であり、冷蔵庫での保存が一番劣化させます。
劣化を防ぐには、買ってきて食べない分は、冷凍庫で急速冷凍させるのが一番です。
冷凍庫での保存方法なら、買ったままの袋で保存しても、他の容器に移して保存しても、ラップで包んで保存しても構いません。
味を落とさないためには、アルミホイルに包んで冷凍保存すると良いです。
冷凍して保存した場合でも、長く冷凍すると冷凍焼けすることもあります。
・解凍方法
冷凍保存した食パンを自然解凍すると、水分でべたっとなります。
食べるときは、冷凍したままトースターで焼くのがおすすめです。
トースターに入れる前に、スプレーで水を一吹きするとソフトに焼き上がります。
表面にバターを塗ると、バターの油分が水分の蒸発を防ぎ、外はぱりっと仕上がり、中はふんわりもちもちになります。
カビに注意
食パンは、他の食品よりも水分が多いので、カビが生えやすいです。
特に夏場の湿度の高いときは、保存方法に注意です。
常温保存や冷蔵庫での保存もカビが生えやすいで、やはり冷凍保存が衛生面でも良いでしょう。
また食パンは、青カビなど以外にも白カビも生えるので注意しましょう。
・糸を引いている
・異臭がする
・カビが生えている
・カチカチに硬くなっている
このような状態になっていたら、食べずに捨てた方が良いです。
水分が抜けていき、硬くなって食感が悪くなることもあります。
食パンからアルコール臭がすることがありますが、これは酵母菌が発酵するためです。
食べても害はないですが、もしもニオイが気になるならば、食べない方がよいでしょう。
カビが生えていなければ、多少硬くなったりニオイがあったとしても、問題なく食べられます。
ただ風味が失われる、味が落ちるなどのこともあるので、賞味期限内には食べるようにした方が良いです。
賞味期限が過ぎてもカビが生えていなければ食べられますが、その場合は自己責任となります。