毛先が広がった歯ブラシを新品同様に戻すコツ
お湯に浸ける
歯ブラシは使用していると毛先が広がっていきます。
広がったままでも歯磨きは出来ますが、毛先が広がると口の中の汚れが落ちにくくなるので、毛先が広がった場合は通常は新しい歯ブラシに交換します。
ただし、歯ブラシの毛先はナイロンで出来ており、形状記憶となっているので、新品のように広がらない状態に戻すことも可能です。
広がってしまった歯ブラシは、65度以上のお湯に浸けましょう。
お湯に浸けると毛先が柔らかくなるので、水に浸けながら毛先を整えると元通りも戻ります。
80度以上のお湯に浸けた方が良いですが、65度ぐらいのお湯でも大丈夫です。
歯ブラシの交換の目安
・平均で1ヶ月
歯磨きは朝昼晩と食事の後に1日3回行なうとすると、歯ブラシの寿命は1ヶ月です。
中には夜しか磨かない人や、朝と夜だけという人もいるかもしれませんが、それでも1ヶ月を目安に交換すると良いでしょう。
歯ブラシは1本それほど高くない値段なので、ケチらずに古くなったら交換しましょう。
また、歯ブラシは使っていると汚れもついてくるので、やはり長く使うよりは定期的に交換した方が良いです。
・毛先が広がったら交換
たとえ1ヶ月以内でも、歯ブラシの毛先が広がったならば交換した方が良いです。
毛先が広がると、弾力もなくなり、歯の間の汚れを落とす効果も薄まります。
これは普通の歯ブラシにしても、電動歯ブラシにしても同じことです。
通常は1ヶ月は歯ブラシは使えますが、それ以上のスピードで毛先が広がるという方は、歯磨きの時力を入れすぎです。
本来歯磨きは鉛筆を持つぐらいのほんの少しの力で磨けば良く、力を入れると歯茎にダメージを与える、エナメル質を削ってしまうなどあります。
力を入れすぎてしまうという方は、柔らかい毛先の歯ブラシを使うと良いです。
・歯ブラシは汚れる
歯ブラシを定期的に交換した方が良いのは、使えば歯ブラシも汚れるからです。
口の中は思っている以上に汚れており、歯ブラシはその汚れを磨くための道具です。
歯ブラシを使った後は、蛇口の流水で洗いますが、それだけでは歯ブラシに付いた雑菌は除去できません。
使えば使うほど歯ブラシは汚れるのです。
歯医者では紫外線を使用して、ドリルなどの使う道具を滅菌しますが、それでもやはり滅菌するには30分以上かかります。
それだけ口の中の雑菌というのは頑固であり、一度付いた場所からはなかなか除去できないのです。
つまりは流水だけでは完全には、歯ブラシの汚れを除去できないので、やはり定期的に交換すべきなのです。
もしも歯ブラシの汚れが気になるという方は、歯ブラシ用の除菌器が売っているので、それを購入して使うと良いでしょう。
最近の電動歯ブラシだと、滅菌機能付きのものもあります。