婚約

結婚の良い面について考えてみる

「生涯未婚でも構わない」人が増加中

「草食男子」という言葉が世に出てからすでに10年近くが経過していますが、その傾向は弱まるどころか、年々強くなってきているようです。
彼女が欲しくないと思っていた男性が、そのまま社会人になったわけですから当然と言えば当然なのですが、現代では結婚したくないという男性が増えています。

2010年の国勢調査では、20代男性の約7割が未婚であるのに加え、30代前半でも47%、30代後半でも35%が未婚となっています。
女性は男性よりも若干結婚率は高いとはいえ、それでも30代後半でも全体の23%と4人に1人が未婚という非常に高い数字となっています。

結婚というのは、男女両方の合意によるものではありますが、子供を産むことを考えた場合の年齢的な制限がある女性に対し、比較的年齢的な焦りを感じない男性が結婚を希望しないというのは、将来の結婚率を考えた場合非常に深刻です。
なぜ結婚をしたくないと思うのかというアンケート調査もされており、その回答として「自分のためにお金を使いたい」「時間的拘束を受けたくない」「責任を持つのが嫌」という、非常に現代的なことが挙げられています。

本当に結婚にはメリットがないのか

さまざまなことが言われていますが、男女とも結婚をしたくないと考える人が増えた背景にあるのは、「結婚にメリットを感じない」という人が増えたからでしょう。
もともと日本における結婚は、個人というよりも家としての財産を守るためや世間体のためという集団の利益を優先したもので、本心では結婚したくなかったという人が潜在的にいたのかもしれません。

しかし、世間体や近所や家族への目を意識するだけでなく、子供を持ち自分の家庭を作っていきたいという感情は、これまで当たり前に持たれてきたものです。
それに対してメリットを感じないということは、それだけ個人で生活することができるだけの社会風土や金銭的余裕ができた、ということかもしれません。

そんな時代だからこそ考えてもらいたいのが、本当に結婚にはメリットがなにもないのかということです。
結婚はしたいけれど、どうしても相手が見つからないという人の場合には、出会いの場を作ったり自分自身で努力をするなど考えようもあるのですが、そもそもとして結婚に魅力を感じない人に結婚させるというのは難しいでしょう。

家族がいるという幸せ

ローコスト注文住宅モクハウスなぜ結婚をするのかということを考えた時、まず一番に挙げられるのが「生活を共にする相手ができる」ということです。
独身生活も確かに気楽なのですが、例えば病気になってしまったり何か困ったことが起きた時、それを助けてくれる一番身近な人となってくれるのが結婚相手です。

また、自分の子供という存在は特に大きく、仕事をするにしても家事をするにしても、子供を育てるという目標があることで、日々の充実感を得ることができます。
自分自身が小さなときに、両親や兄弟たちと一緒に過ごした楽しい思い出があると思いますが、それを親の立場として感じられるというのは代えがたい幸せであると言えるでしょう。

写真のように、子供の成長を見守ることができるのは、親としてはとても幸せなことですし、子育てをするとなるとマイホームの購入を考えるようになります。(写真引用@ローコストな理由|ポラスで建てるローコスト注文住宅モクハウス
色々なものにお金がかかると言われるこの時代、できるだけコストを抑えてマイホームを購入するということを目標にすることで、夫婦で助け合って生きていこうという気持ちも芽生えます。

生きている限り、何かの目標に向かって努力することは大切ですし、その過程で家族という存在を作るということの大切さを理解できるでしょう。
結婚のデメリットばかりを損得勘定で考えるより、幸せな家庭生活を送ることがどれだけ幸せなのかという視点で考えてみてはいかがでしょうか。