家計簿のつけ方アドバイス
家計簿付けに挫折してしまう人あるある
貯蓄や節約のために家計簿を付けたいと思う人は多いことと思います。
しかしいざ家計簿を用意して家計管理を始めてみたところ、あまりの面倒さに3日で続かなくなってしまったということもよくあります。
普段から会計や経理の仕事をしている人ならともかく、毎月に受け取る給与から漠然と生活費を管理しているという人にとっては毎回の数字を細かく記録するというのは面倒な作業に感じるものです。
ある程度最初の時期を我慢して続けているうちに習慣になっていくものなのですが、最初の煩雑さに慣れることができずついそのままにしてしまうということもよくあるので、これから初めて家計簿に挑戦するという人はいきなり無理をせず自分が続けて行ける方法を選ぶことが重要になります。
最初から細かく記録するのではなくざっくりととらえる
家計簿をつけるときによくある失敗となるのが、いきなり細かく一円単位で計算をしようとする方法です。
理想を言えば一円単位で間違いないようにお金を管理することができる方がよいのですが、会社の会計と異なり家計では急な出費などもありなかなか完璧に管理をするのは難しいでしょう。
ですので最初の頃はいきなり細かく把握しようとするのではなく、ざっくりいくらくらい使っているかというふうにまとめて記載をしていく方がよいと言えます。
最近では便利な記録アプリも出ていますので、レシートで細かく記録するのではなくまとまったお金を使った時に記録をしていくようにすることでだいたいのお金の流れを把握することができます。
面倒な人におすすめをしたいのがクレジットカードを使った管理方法です。
普段食料品や日用雑貨を購入するお店はだいたい同じだと思いますので、そうしたときの支払いにクレジットカードを使うことで毎月の明細を見ればその月にいくら食費や雑貨費に使用したかがわかります。
このときクレジットカードの中でもWeb明細などでいついくら使ったかを遡って参照できるものを選んでおくと毎月の計算がしやすくなります。
家計簿をつけて節約をしていても、毎月の固定費が高いままでは意味がありません。光熱費や食費、通信費などを除いて他にも節約できる固定費がないかも必ず一緒に行うといいでしょう。
特に保険料はライフスタイルの変化があったら必ず見直す方がお得になります。
自動車保険などは毎年の走行距離や車に乗る頻度によって、必要なプランが異なります。あまり車に乗ることがなくなったのに、昔のままのプランでは意味がありませんので、もしそのような人はすぐに保険の見直しをおすすめします。