実は逆効果な節約術
お金は無駄遣いせず、できるだけ節約したいですよね。
ところが、良かれと思ってやっていたことが実は意味がなく、逆に出費が増えてしまう節約術があります。
今回はそんな節約術を紹介します。
今や効果のない水道代節約
昔は効果があったといわれたものの、今では効果がないのが昭和・平成の節約術。
例えば、水道水をちょろちょろ少しずつ出したり、トイレのタンクにペットボトルを入れておくといようなものです。
昔は水道メーターの精度が悪かったので、水道メーターが反応しない範囲の水道でお風呂をためるという方法もありました。
今のメーターは精度が高くなっているので、この方法は意味がありません。
また、昔のトイレは1回に使う水の量が多かったので、タンクの中に水の入ったペットボトルを入れて、水量を抑えるという節約術がありました。
今のトイレは節水タイプになっているので、ペットボトルは意味がなくなっています。
逆にペットボトルをタンク内に入れていると水量が少なくなってしまい、十分に洗浄できず詰まりを起こす可能性も。
便器の詰まりは自分でも治せますが、大変な労力と時間がかかってしまいますし、失敗すると節水以上の出費になってしまいます。
テレビを見ないときはコンセントから抜く
常識となっている節約術の一つです。昔のテレビはリモコンをいつでも使えるようにスタンバイしていたため待機電力がかかりました。
旅行で長期間家を空ける時だけではなく、日常生活でもよしとされていた節約術です。
しかし、ここ最近のテレビは液晶テレビやプラズマテレビ、有機ELテレビなどに進化するとともに、待機電力はほとんどかかりません。
また、デジタルで番組情報表やソフトウェア更新などを取得しているため、コンセントから抜いてしまうとそれらの情報が取得できなくなってしまいます。
コンセントの抜き差しをしていると、情報を取り込み直す必要があり、余計に電気代がかかってしまうので、今は抜かないのが正解です。
まとめ買いの節約は難しい
普通に買うよりまとめて買ったほうがお得なことが多いですよね。しかし、結果的にまとめ買いで失敗し損したことはないですか?
特に多いのが賞味期限切れによって食べきれず、結局処分してしまったということが多いと思います。
このように食材のまとめ買いは損してしまうことが多いのです。
食品だけではありません。日用品も安いからといってまとめ買いして置き場所に困ったという話も聞かれます。
食材を無駄にした、食費が多くて悩んでいるという人はまず買う量をへらすことが一番効果的です。