ねらい目の中古車はコレ
東京や大阪のような都市圏であれば不要といわれる自動車ですが、通勤や通学、買い物などで必需品となっている地域がほとんどです。
予算の都合で新車が難しい場合、中古車を検討している人は多いかもしれません。
とはいっても、中古車は不安な点が多く、慎重に選ぶ必要があります。そこで、今回は中古車選びのコツや購入時の注意点、おすすめ車種を紹介します。
中古車の選び方
予算を考えて中古車を購入したいと思っても、実際に探してみると予算内に納得できる車に出会うことは難しかったりします。
そこで予算内にできるだけ納得できる中古車選びのポイントについて紹介します。
人気の高い車種やカラーは避ける
予算内に収めたいなら人気車種は対象から外しましょう。人気車種は中古車市場でも価格が高く設定されているためです。
逆に人気のあまりない車種なら、年式が新しくても購入しやすい価格で購入できることもあります。
そして、中古車の価格はカラーによっても異なることを覚えておきましょう。パールホワイトやブラックは需要が高いため人気があります。
一方、ブルーやグリーン、イエローなどの有彩色はあまり需要がないため、人気色に比べて安くなっていることも。
また、装備品によっても価値が変わります。メーカーオプションのついた中古車は価格が高くなる傾向にあるので、装備品が少ないものを選ぶといいでしょう。
3年落ち
少しでも新車に近い状態のものを探すなら3年落ちのものを中心に探すのがおすすめです。
3年落ちとは初めての車検に当たる時期になります。この時期であれば通常の使い方をしていれば車体の状態も悪くありません。
その中でも走行距離が長い車がねらい目です。3年で3万km以上の場合、高速道路をよく使っていたと考えられます。
一定の速度で長距離を走ることは車自体への負担は大きくないため、ねらい目といえます。
おすすめの軽自動車
スズキ スペーシア
スズキが販売する軽ハイトワゴンのスペーシアは、コスパに優れた中古車です。2017年に販売が始まった2代目モデルも好調ですが、ライバルのホンダN-BOXには及びません。
そのため、中古車市場ではN-BOXに人気が集まり、スペーシアは安価ながら上質な中古車が出回っています。
ダイハツ ミライース
コンパクトかつシンプルな見た目の軽セダンです。小回りが利くため、街乗りに最適です。グレードによっては衝突回避システムが搭載されており安全面にも配慮しています。
標準モデルであれば新車でも税込みで100万円を切るため、中古車であればさらにリーズナブルで手に入れられるでしょう。
おすすめの普通車
ダイハツ ブーン
ダイハツが販売するコンパクトカーであるブーンは、同じ車種が別名でトヨタでも販売されています。
そのため、地味な存在になっているのが現状です。新車価格もリーズナブルなため、中古車も比較的安価で出回っています。
トヨタ エクスワイヤ
5ナンバーのミニバンながら、おなじLサイズミニバンのアルフォードのような高級感を演出しています。しかし、車両価格は同クラスのミニバンより安価な傾向にあります。
それは同じミニバンのノアやヴォクシーより高めの価格設定ながら、アルフォードやヴェルファイアよりサイズが小さい点など中途半端な立ち位置を理由に不人気なためです。
周囲の評判が気にならないならコスパの高い一台といえるでしょう。